「大迫半端ないって」はこうして生まれた

スタンドで掲げられた「大迫半端ないって」のフラッグ(ロイター)
https://www.sankei.com/images/news/180620/spo1806200049-p1.jpg

サッカーW杯でコロンビアを相手に大金星をあげた日本。後半28分にヘディングで決勝点を入れたのが大迫勇也選手だった。スタンドの横断幕には「大迫半端ないって」の文字。この意味は…。

 この言葉を世間に定着させたのは、2009年に横浜の三ツ沢競技場で行われた第87回全国高校サッカー選手権の準々決勝で、FW大迫を擁する鹿児島城西が滝川第二に6−2で圧勝。負けた滝川第二のキャプテンでDFの中西隆裕選手は試合後のロッカールームでこう絶叫した。

 「大迫半端ないって! あいつ半端ないって! 後ろ向きのボール、めっちゃトラップするもん。そんなんできひんやん普通」と。

 大迫は大会得点王になった。この模様がテレビで流されると話題になってユーチューブなどを通じて広まり、「半端ない」が大迫の代名詞になった。

 この言葉が記されたTシャツなども作られ、サッカーファンにはおなじみだった。(WEB編集チーム)

2018.6.20 12:09
産経ニュース
http://www.sankei.com/sports/news/180620/spo1806200049-n1.html

【動画】大迫 、ハンパないって!!フルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=pZ2UIYRK5I4