2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第1戦が18日に行われ、チュニジア代表とイングランド代表が対戦した。

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 イングランドはハリー・ケインとラヒーム・スターリングの2トップに据えた3−5−2のフォーメーションを採用した。一方のチュニジアは、4−3−3のフォーメーションで初戦を迎えた。

 先制に成功したのはイングランドだった。11分、アシュリー・ヤングのCKにジョン・ストーンズが合わせヘディングシュートを放つも、ムエズ・アセンに防がれる。しかし、こぼれ球にケインが反応してゴールに押し込みスコアボードを動かした。そして失点の直後、チュニジアのアセンが負傷によりプレー続行不可能となり、ファルーク・ベン・ムスタファがピッチに入った。

 しかし35分、カイル・ウォーカーが敵陣ペナルティエリア内で相手の顔に腕を当ててしまい、劣勢だったチュニジアがPKを獲得。キッカーのフェルジャニ・サッシが落ち着いて決めて、スコアをタイに戻した。

 後半は両チームとも選手を入れ替えて攻撃に転じるも、決定的なチャンスを生かせず、なかなかスコアボードを動かすことはできなかった。しかし、後半アディショナルタイム1分、CKからハリー・マグワイアがそらしたところに、フリーで待っていたケインが頭で流し込み、勝ち越し弾を記録。試合はこのまま1−2で終了した。

 次戦、チュニジアはベルギー代表と23日に、イングランドはパナマ代表と24日に対戦する。

【スコア】
チュニジア代表 1−2 イングランド代表

【得点者】
0−1 11分 ハリー・ケイン(イングランド)
1−1 35分 フェルジャニ・サッシ(PK)(チュニジア)
1−2 90+1分 ハリー・ケイン(イングランド)

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