パラグアイは今回のワールドカップ(W杯)南米予選で、7勝3分8敗の7位で敗退。同国史上初の8強に進出した10年南アフリカ大会以来、2大会ぶり9回目の本大会出場を逃した。その後、代表メンバーは約3分の1が入れ替わっており、4年後のW杯を見据えたスタートをすでに切っている。

 3月に行われたアメリカとの親善試合は0-1で敗戦。今回のメンバーは20人中11人が国外組で、FWデルリス・ゴンザレス(ディナモ・キエフ)、MFリチャルド・オルティス(オリンピア)、MFオスカル・ロメロ(上海申花)、DFグスタボ・ゴメス(ACミラン)、DFブルーノ・バルデス(クラブ・アメリカ)らが選出。日本戦が今年2試合目の国際試合となる。

パラグアイ協会は次期監督を選定中

 モリンゴ監督は現役時代はMFで、02年の日韓W杯に出場。U-20パラグアイ代表監督などを経て、昨年までU-17パラグアイ代表を指揮。昨年マリで行われたU-17W杯ではチームをベスト16に導いている。

 今年1月、かつてガンバ大阪でも右サイドバックとしてプレーしたフランシスコ・アルセ前監督の後を受け、W杯前までの暫定監督としてA代表の指揮官に就任。現在、パラグアイサッカー協会は次期監督を選定中で、来年開催される南米選手権や次回のW杯南米予選は新監督の下で戦う予定だ。
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