サッカー・日本代表合宿(6日、オーストリア・ゼーフェルト)W杯ロシア大会を控える日本代表は、8日午後7時(日本時間9日午前2時)からの国際親善試合でスイス代表と対戦する。

選手らは冒頭以外を非公開として4バックの戦術などを確認。

主力組のトップ下に入った“王様”MF本田圭佑(31)=パチューカ=は、スイス戦を足掛かりに1次リーグ突破のマル秘プランを明かした。

MF大島僚太(25)=川崎=は、本田やDF長友佑都(31)=ガラタサライ=ら“おっさん選手”との連係の重要性を説いた。

 のどかなアルプスの山村が、ピリピリムードに包まれた。

情報漏れを危惧するスタッフが周辺の茂みや高台を警備する中、8日のスイス戦に向けた紅白戦を実施。

もっとも、この男は隠そうともしなかった。4−5−1布陣で主力組のトップ下に入ったMF本田が気炎を上げた。

 「トップ下はつなぎ役からゴールゲッターまで求められる幅があるのが魅力。オンリーワンの役割。もっとも好きなポジション」

 4年ぶりに戻ってきた「わが家」と呼ぶ定位置で“王様”が腕をまくる。FIFAランキング6位(日本61位)のスイスは、1次リーグ第3戦で対戦するポーランドを想定。

W杯に出場するチームとの対戦(欧州組が参戦)は、0−1で敗れた昨年11月15日のベルギー以来で、試運転の相手として不足はない。

 「試したいことは100%出す。経験のある選手がいるのは事実。いろいろなパターンを用意できる」

 23選手の平均年齢が過去最高28・26歳(W杯第1戦時)の“おっさんジャパン”の強みを最大限に生かすつもりだ。

紅白戦で連係した右サイドのMF原口、左サイドのMF宇佐美はスピードが武器だが、もう一つ別のオプションが欲しい。本田は、ともに酸いも甘いも経験したあの男に白羽の矢を立てた。

 「サイドにゲームメーカータイプが出るケースもある。俺と(香川)真司の共存もある」

 左足首を痛めた影響で出遅れ、紅白戦は控え組のトップ下に入ったMF香川だ。4年前のザッケローニ体制では本田がトップ下、左MFに香川が不動の形だった。

攻撃に独特のためを作り、ポジションの交換も可能だ。限られた時間で攻撃の形を模索する中、くすぶる元相棒との黄金コンビ復活は、本田の考える1次リーグ突破に向けた1つ目のマル秘作戦だ。

 さらに、12日のパラグアイ戦を含め、W杯前の強化試合で結果が出なければ、腹をくくる覚悟もある。2つ目のマル秘作戦は、16強入りした2010年南アフリカ大会のような“全員守備”への大胆な方針転換だ。

「その最終パターンはある。(スイス戦は)その議論にいくかどうかのトライになる」。格上相手になりふり構わずに“どん引き”する。できれば、8年前への逆戻りは回避したいのが本音だ。命運を託された“王様”が、ありとあらゆる可能性を追求する。

サンスポ 6/8(金) 5:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180608-00000500-sanspo-socc

写真
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