「ディテールの部分での議論が増えた」

2018年5月28日、日本代表が同30日に行なわれるガーナ戦に向けて非公開練習を行なった。前日まで3バックシステムを試すなど急ピッチにチーム作りが進めているが、ハリルホジッチから西野に監督が代わった影響もあり、この短期間でどこまで組織力を高められるかは疑問だ。
 
 しかし、本田は「今の時点でネガティブなことを言ったところで大事な試合が来ると。で、そこには勝敗が求められると。そういう意味では今はそのネガティブなところは封印すべきだなと思います。」冷静に現状を受け止めていた。
 
 では、とにかく前を向いた状態で何ができるのか。本田は「やれることはある」と力強く言った。
 
「確かに難易度が高い部分はある。難易度が高いというのは相手が強いんでね、ワールドカップなんで。アジア予選とは話が違う。ワールドカップで結果を出さなきゃいけないなかでの、こういった準備は初めてなので。
 
 でも、これまでぶっつけ本番で結果を出してきたことは何度もあるし、シミュレーションの仕方、いろんなシチュエーションを想像することは自分の強みのひとつだと思っている。だから、究極のシチュエーションをいくつか用意しながら試合のなかで対応していく。もちろん、ひとりでやってはダメなんですけどね。それをこうしたところから議論していくというのが大事でしょうね」
 
 監督交代についても「ネガティブには思わない」
 
「選手は全員前を向いていますし、そのなかで結果を出せる議論もやっている。これだけ議論ができるというのも、ハリルさんが監督をやっている時はなかった。そういう意味ではネガティブなところではなくて、すごくポジティブなところも感じています」
 
「ディテールの部分でのディスカッションが増えた印象を受けますね」という本田はその議論を上手くチームに落とし込むことはできるのか。ガーナ戦のパフォーマンスがひとつの答になりそうだ。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

サッカーダイジェスト 5/28(月) 19:49
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2018/05/28(月) 20:01:55.75
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