日大との定期戦で悪質なタックルにより負傷した関学大QB奥野耕世選手(2年)が27日、関西学生アメリカンフットボール大会・
関大戦で復帰を果たした。第2クオーターに「ホルダー」として途中出場すると、第3クオーターからはQBに。何度もパスを通し
攻撃を活性化すると、最大の見せ場は第4クオーターだった。10―10で迎えた中、38ヤードのタッチダウンパスを通して勝ち越しに
貢献し、関学大が27―16で勝利した。

試合後、報道陣の取材に応じた奥野は、タックルを受け、かつ直接謝罪も受けた日大・宮川泰介選手との再戦を熱望した。

「会見で宮川くんは“フットボールをする権利がない”と言っていたけど、それはまた違うと思う。またフットボールの選手に戻って、
正々堂々とルール内でプレーして、勝負できたらいいなと思います」と話した。

試合後、父親の奥野康俊氏が関学大関係者を通じて「もう言葉にならないくらい感動しました。元気な姿を見れて良かったです。
涙がこみ上げてきました。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました」とコメントした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180527-00000136-spnannex-spo