日本大学アメリカンフットボール部の悪質な反則行為をめぐる問題で、日大アメフト部の現役部員が近く発表する声明文について、現役部員らが「内田前監督らの嘘を暴く内容になる」などと話していることがわかりました。

日大アメフト部の選手が関西学院大学の選手に悪質なタックルをした問題で、24日夜、日大アメフト部の父母会の代表が会見し、タックルをした選手を守るために現役部員が声明文を出すことを明らかにしました。

この声明文について、JNNの取材に応じた現役部員は「内田前監督の嘘を暴く内容になる」と話していて、近く公表する方針だということです。内田前監督は23日の会見で、「私の指示ではございません」「ボールを見ていて反則を見ていなかった」などと主張していましたが、現役部員らは問題の試合のビデオと照らし合わせて矛盾点を指摘するということです。

「日大の方で設置される第三者委員会で速やかに事実の解明・究明これが行われることを強く望んでいます」(林芳正文部科学相)

また、林文部科学大臣は25日朝の閣議後の会見でこのように述べ、日大に対し、「大学の理事会が責任をもって対応していく必要がある」と伝えたと述べました。

5月25日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3378167.html