「エンゼルス3−8レイズ」(18日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)がレイズ戦に「5番・指名打者」で、4試合連続スタメン出場した。3打数1安打に終わり、打率・321。チームは今季ワーストタイの4連敗で、ア・リーグ西地区3位に転落した。

 大歓声で迎えられた第1打席は1点を追う二回、無死。先頭で打席に入り、フルカウントからの7球目をしっかり捉えた。左腕のスネルが投じた156キロの高め直球に振り負けず、左中間最深部へ二塁打を放った。

 大谷にとっては左腕から放った4本目の安打で、初の長打。左中間への深い打球は時速177キロの超速の“ロケット打”となり、飛距離は116メートルだった。だが、後続が凡退し、絶好機を逃した。

 第2打席は四回、1死。外角中心の配球で、3ボール1ストライク。5球目は155キロの直球が外角高めに外れ、この打席は一度も振ることなく四球を選んだ。

 この後、6番マルテの打席では暴投で二進。さらに、7番マルドナドの打席でも暴投で相手捕手がはじいたところを見逃さず、積極的な走塁で三塁を奪った。だが、マルドナドは中飛に倒れ、大谷は生還できなかった。

 第3打席は4点を追う六回。初球の157キロの直球を積極的に振り、ファウル。2球目の低めカーブもスイングしたが、ボテボテの一ゴロに倒れた。

 第4打席は4点を追う八回、1死。代わったばかりの左腕、ベンタースに対して低めの変化球を振らされ、空振り三振に倒れた。

5/19(土) 14:24配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180519-00000074-dal-spo

写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20180519-00000074-dal-000-3-view.jpg