アメフト問題 看過できず再発防止に取り組む 林文科相 | NHKニュース

日本大学のアメリカンフットボール部の選手が、関西学院大学との定期戦で重大な反則行為を行った問題で、
林文部科学大臣は、看過できない非常に危険な行為だとして、全容解明と再発防止に取り組む考えを示しました。

今月6日、都内で行われた日大と関西学院大のアメリカンフットボールの定期戦で、日大の選手が
無防備な状態だった関西学院大の選手に後ろからタックルし、関西学院大の選手は、右ひざなどの
ケガで全治3週間と診断されました。

これについて、林文部科学大臣は、閣議のあと記者団に対し、「看過できない非常に危険な行為だったと
認識しており、スポーツを担当する省の責任者として早期の問題解決を望んでいる」と述べました。

そのうえで林大臣は、試合を主催した関東学生アメリカンフットボール連盟が、規律委員会を設置して
調査を行っていることを踏まえ、「文部科学省、スポーツ庁としては、事態の全容解明と再発防止に向けて、
規律委員会より出される報告を踏まえて必要な対応をして参りたい」と述べ、全容解明と再発防止に
取り組む考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180518/k10011442761000.html