日本サッカー協会は18日、ガーナ代表との国際親善試合(30日、日産ス)に臨む日本代表メンバーを発表し、27選手が選出された。

バヒド・ハリルホジッチ前監督(65)が4月9日に解任され、西野朗監督(63)が就任して初めての対外試合。
西野監督はすでにFIFA(国際サッカー連盟)に提出した予備登録メンバー35人(未発表)のうちMF今野泰幸(35=G大阪)とFW小林悠(30=川崎F)の2人をケガで外さざるを得なかったとし、
2人を抜いた33人の“ラージリスト”から27人を選出したと説明した。故障箇所は明かされなかったが、今野は手術を受けるとし、小林については全治2週間程度のケガを負ったとこの日の朝にクラブから報告があったという。

27人のメンバーにはMF本田圭佑(31=パチューカ)、MF香川真司(29=ドルトムント)、FW岡崎慎司(32=レスター)らベテランが選出される一方、
所属チームがプレーオフを控えるFW久保裕也(24=ヘント)やポルトガルリーグで今季10得点12アシストと活躍し、3月には代表デビュー戦でゴールを決めたMF中島翔哉(23=ポルティモネンセ)はメンバー外。

西野監督は久保に関しては今後の追加招集の可能性が高いことを示唆したが、中島に関しては「ポルトガルリーグで1年間結果を出した選手。
ただ、彼は1年間ポリバレントではなかった」とイビチャ・オシム元日本代表監督が好んで使った多様性を意味する言葉を持ち出し選外となった理由を説明した。

また、2015年3月以来3年ぶりの招集となったMF青山敏弘(32=広島)に関しては「今のチーム事情を彼が作っていると言っても過言ではないぐらい今の広島のサッカーを象徴する選手。
経験はあるし、高く評価している」とJ1リーグ戦で首位を独走する広島の主将を選んだことを説明した。

6月14日開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場する23人のメンバーは「基本的にはこの27名の中からという考えは持っている」とした西野監督。
だが、今後のケガ人やガーナ戦での内容も踏まえて予備登録メンバーから入れ替えの可能性もあり、最終的なメンバーはガーナ戦の翌日となる31日に発表される。

スポニチ 5/18(金) 14:27配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180518-00000138-spnannex-socc

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