米老舗ギターメーカーのギブソン・ブランズ(テネシー州)は1日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の
適用をデラウェア州の裁判所に申請した。債権者の3分の2以上と再建支援で合意しており、楽器製造などの事業を
継続しつつ、経営の立て直しを目指す。
ギブソンは1894年創業。同社製のギターはエルビス・プレスリーやB・B・キングら多くの著名アーティストに愛用された。
米メディアによると、音響機器メーカーのティアックなど近年の相次ぐ買収で債務が膨らむ一方、販売は伸び悩み、
経営が悪化していた。負債額は最大5億ドル(約545億円)に上る。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050101112&;g=int