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俳優の小泉孝太郎が、4月21日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演し、父に小泉純一郎元首相をもつ特殊な環境について語っていた。

 昔から大勢で食事を食べることが多かったという孝太郎は「父の秘書の方がいたりとか、(外食では)SPの方も一緒っていうのもありました。選挙のときなんて、『誰だろうこの人?』って人もいますしね(笑)。子供のころは本当に賑やかだったです」と発言。

 出演者に「学生時代はどんな感じだったのか?」と聞かれると、「父親が表に出る仕事じゃないですか。不思議なことに、僕は一歩引いていたかもしれないです。みんなとワイワイするのは好きだけど、自分は目立つところにいたくない」と振り返る。

 選挙期間中はポスターが恥ずかしかったという孝太郎は「学生時代に彼女とデートしたりしても、電信柱に父親のポスターが貼ってあると正気に戻る」と告白していた。

 有名すぎる父を持つ孝太郎の悩みは、小泉旋風が吹き荒れるとさらに大きくなってしまった。2014年に行われたドラマ『ペテロの葬列』(TBS)の制作発表会でこう語っている。

「20代前半の頃は父親の存在を邪魔に思ったり、合コンをした場合に名字を名乗りたくなかったりしたときもありました」

 横須賀に住んでいる “小泉” と名乗るだけで、女性たちにバレてしまうらしく「『僕は関係ないです。違う小泉です』って言いながら(合コンを)楽しんでいた」と明かしている。

 一方で2015年には、『八重の桜』(NHK/2013年)で徳川慶喜を演じた際、首相である父親がそばにいたことで、「生い立ちが無駄になることはない」と感じたとも述べている。

 かつては苦労した特殊な家庭環境も、俳優となったいまではプラスに働いているようだ。

2018年4月29日 11時0分
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