4月22日、宮城県仙台市でフィギュアスケート選手の羽生結弦の祝賀パレードが行われ、10万人を超えるファンが沿道を埋め尽くした。
パレードの終了後、インターネット上ではゴミひとつ落ちていない沿道の様子が投稿され、ボランティアからは《拾うゴミがないほどキレイで、羽生選手のファンはマナーもいい》という書き込みも見られた。

しかし、これを見たネット住人からは《これはさすがに言い過ぎ》、《羽生=クリーンなイメージを作りたい人がいるようだ》など、批判的な意見も出た。

「実際にパレード前には、ファン同士が《終了後にゴミを1つ拾ってほしい》などとツイッターで呼び掛けていて、ゴミまみれになるような状態にはなりませんでしたが、だからといって、それをいかにも
“羽生ファンはマナーがいい”と言わんばかりにアピールするのはどうでしょうか。そもそも、羽生ファンは中高年の女性が多く、彼女たちがパレードに出向いて、ゴミをその辺にポイポイ捨てるとは思えません。
また、コンサート会場や球場などと違ってあくまでも沿道ですから、普通の人ならゴミを捨てて帰ることはないでしょう。ごく当たり前のことを特別のようにアピールする姿勢に違和感を覚える人は少なくないでしょうね」(スポーツ紙記者)

実際にパレードを見に行った地元の住人に話を聞いてみると、「確かに目立ったゴミが落ちていることはなかった」と言うが、その代わり路地に設置してある缶ジュースのゴミ箱などは空き缶が入り切らずあふれかえり、周囲に散乱していたという。

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