北原里英「私は本当に幸せでした」新潟で卒業コンサート 指原莉乃、横山由依らもゲスト出演
2018-04-14 20:59 オリコン
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新潟で卒業コンサートを行ったNGT48・北原里英(C)AKS
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北原里英(左)卒業コンサートに指原莉乃(右)がゲスト出演 (C)AKS
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新潟県を拠点に活動するNGT48が14日、新潟・朱鷺メッセで単独コンサート『北原里英卒業コンサート〜夢の1115日 新潟の女になりました!〜』を開催。
2015年3月26日から初代キャプテンとしてNGT48を牽引してきた北原里英(26)が、10年間在籍してきたAKB48グループから卒業の時を迎えた。

オープニングで北原のNGT48 としての軌跡映像が流れ、冒頭からしんみりした雰囲気になる中、神妙な面持ちで北原がステージに登場。
そこから一転、まさかの音程で歌う「大声ダイヤモンド」ならぬ「北原ダイヤモンド」を披露し、メンバーも「わー!」とずっこけ、会場を大きな笑い声が包まれると、北原は「10 年のアイドル人生で最高の1日にしたいと思います!」と笑顔で開幕を宣言した。

セットリストは、ユニット曲のメンバーの人選も含めて北原自身が考案。序盤は10年間のAKB48人生を振り返り、所属したチームB やチームK、派生ユニットのNot yetやチームサプライズ、さらには兼任をしていたSKE48の楽曲を披露し、さまざまな変遷を経験してきた北原らしい多彩な構成となった。

中盤は、指原莉乃や横山由依、向井地美音、さらに移籍の際に北原が支えになったというTPE48の阿部マリアも海を越えて登場。
先輩・同期・後輩を問わず多くのメンバーから慕われた北原の人柄が実現させたサプライズが起こり、会場も大盛り上がり。
指原は「移籍が決まった時どうなるんだろうって心配したけど、新潟のみなさんにもメンバーにも愛してもらってよかったね」と、地方組としてともにAKB48に加入時から苦楽を共にした仲間らしく、ねぎらいの言葉をかけた。

その後も、「娘のようにかわいい」と公言している NGT48のメンバーたちと、「Choose me!」など自身を代表する楽曲を、オープニングで宣言した通りに心から楽しみながらパフォーマンス。
アイドルとしての姿を会場に集まったファンの目に焼き付けてもらおうという、北原の熱い思いが全てに伝わってくる公演となった。

アンコール後には、メンバーからの手書きメッセージがスクリーンに映し出される中、ステージにはNGT48カラーである深紅のドレスをまとった北原が再登場。
卒業ソングにして10年のキャリアで初のソロ曲「私のために」を切々と歌い上げ、間奏では「決して楽しいことばかりではなかった10年間、私を救ってくれたのはここ新潟です」と、新潟への感謝の気持ちを伝えた。

ステージ上でメンバーは北原と手を握り、抱き合い、それぞれの形で別れを惜しむ中、北原を心から慕う荻野由佳は「ひとりで前を向いて歌っている姿、すてきでした」と心から北原に感謝。
北原はメンバーをステージに残し会場を出ると、NGT48お披露目のときの再現のように船に乗り込み、信濃川へ出航して、笑顔で手を振り旅立っていった。北原は18日のNGT48劇場公演をもって、正式に卒業する。