18/4/12 17:58

 日本代表の西野朗新監督が12日、都内で就任会見を行った。

 ロシアW杯に向けた選手選考について「できればフラットな状況で考えたいと思うが、(技術委員長としてハリルホジッチ)監督の下でリストを作成してきた中でベースとなる選手は変わらないと思う」と言及。「その選手をベースにしたうえで考えていくことがベストだと思う。新しい選手というのも考えたいが、チームをつくっていく上では今までのラージのメンバーをベースにして考えていきたいと思っている」と、ハリルホジッチ監督時代のメンバーをベースとする考えを明らかにした。

 質疑応答ではFW本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター・シティ)らに関する質問も出た。西野監督は「経験ある選手がキャンプで招集されない、出場機会が少ないというのもあった」としたうえで、「現状のコンディションを把握しないといけない」と指摘。実際に香川は負傷離脱中という状況もあり、「過去の経験、実績もあるが、ここからの1か月の状況を見極めたい」と述べるにとどめた。

 ただ、今後のスケジュールに関する質問への回答では国内組の過密日程に言及したうえで、5月にシーズンが終了する海外組の状況にも触れ、「海外組は5月2週ぐらいで終わるスケジュールだが、メキシコのスケジュールは4月で終わる。コンディション、リカバリーの日数が(選手によって)バラバラの中で(5月30日の)ガーナ戦に入らないといけない」と、本田も構想に入っていることをうかがわせた。

https://www.footballchannel.jp/2013/10/11/post9521/