4/10(火) 16:14配信
THE ANSWER
香川にプレミア復帰説が浮上、名門エバートンとウェストハムが獲得に動くと英紙

ドルトムントのMF香川真司【写真:Getty Images】
 サッカー、ドイツ1部ドルトムントMF香川真司に今夏の英プレミアリーグ、エバートン移籍が浮上している。英メディアが報じている。


 現在、左足首の故障で離脱中だが、日本代表への復帰も待望される香川に、プレミア再挑戦説が浮上してきた。英メディア「リード・エブリシング」が提供する専門メディア「リード・エバートン」は「エバートンが今夏に元マンUのスターをリストアップ」と見出しをつけて、プレミアの名門エバートンが香川の獲得に動いていることを伝えている。

「エバートンともう一つのプレミアリーグのクラブが、かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーした経験を持つシンジ・カガワの獲得に熱視線を送っているようだ」

「エバートンに関しては、今夏獲得を狙うターゲットの1人として見据えている一方、もう一つのクラブ、ウェストハムは彼との契約を熱望している格好だ」

 こう伝え、エバートン以外に古豪ウェストハムも、熱視線を送っていることを明らかにしている。「カガワは当時ユナイテッドで現ウェストハムの指揮官デイビッド・モイーズ監督の元でプレーしていた」と説明を付け加えている。

 香川はかつて2シーズンプレーしたマンチェスター・ユナイテッドで一定の活躍を示すも、クラブの方針により退団する結果となった。プレミア復帰となれば、4シーズンぶりとなる。

エバートン移籍なら、ドルトムント時代の恩師クロップとの対戦も

「ドルトムントとの契約は2020年までだが、エバートンとウェストハムは両チームともに獲得に乗り出す構えのようだ。現在、この日本人プレイヤーは1300万ユーロ(約17億円)の値札がつくとされている」

 移籍金にかかわらず両クラブ共に獲得に乗り出す構えだという。一方でドルトムントも、簡単に香川を手放すことはないという見通しも伝えている。

「カガワはシーズン途中に就任したペーター・シュテガー監督の元で存在感を発揮している。現在、足首の負傷に苦しめられており、数試合の離脱を余儀なくされているが、ドイツの強豪は彼を手放すことを一切望んでいないだろう。

 エバートンとリバプールは、欧州でも最大規模の宿敵関係であり、「マージーサイドダービー」はサッカー界で最も伝統的なダービーの一つ。その宿敵リバプールの指揮官を務めてるのが、C大阪時代に香川の才能を見出し、ドルトムントでワールドクラスの選手に飛躍させた、恩師ユルゲン・クロップだ。エバートンへの移籍が実現した場合は、新たな“因縁”のドラマが生まれるかもしれない。

 また、エバートンには元イングランド代表の英雄、FWウェイン・ルーニーも所属しており、マンU以来の共演にも期待が集まる。

 西野朗監督した就任した新生日本代表への復帰も待望される日本のエース。その去就問題がにわかにヒートアップしてきた。

THE ANSWER編集部

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