日本サッカー協会(JFA)相談役で、元Jリーグチェアマンの川淵三郎氏(81)が4日、ツイッターを更新し、フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)グループがJ1湘南ベルマーレを傘下に収めるべく、筆頭株主の三栄建築設計と湘南を運営するための合弁会社を立ち上げる協議を行っている件について、歓迎する意向を明らかにした。

 「ライザップが湘南ベルマーレに経営参加するという記事を見て大変喜んでいる。去年瀬戸社長とゴルフをした際交渉中と聞いていたし事前に湘南の真壁会長からもその旨の話があった。河野外務大臣が全面的に支援して頂いているしJリーグの理念を最も理解している真壁会長の元で大きく発展すると確信する」

 川淵氏は、ライザップの瀬戸健社長(39)と湘南の真壁潔会長(56)から、事前に今回の件に関して話があったことも明らかにした。また瀬戸社長について「明治大学学生の時に起業して大成功を収めた。しかし途中で経営に失敗し2度目の起業がライザップ。そして大成功。えっ! こんな若い社長!? というのが第一印象。失礼だけど好青年といった感じ」と評した。

 ライザップはこの日、公式サイトで「本日、一部報道機関において、当社がスポーツチームへ出資する旨の報道がありましたが、当社から発表したものではありません。当該事業に関する出資について検討していることは事実ですが、開示すべき事項が決定した場合には、速やかに公表します」と発表。湘南も「昨夜より弊社の資本政策に関する報道がされました。現時点で確定したことではありません。しかしながら交渉過程にあることは事実であり、何らかの決定がなされた場合には、株主懇談会やクラブカンファレンス等の場にて皆さまにご説明させていただく所存です」(コメントは全て原文のまま)とし、ともに交渉過程にあることは認めた。

4/4(水) 17:19配信 日刊スポーツ
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