今年デビュー・シングルから50周年となるエルトン・ジョンの名曲の数々を、エド・シーランやサム・スミスなど今のシーンを代表するアーティストがカヴァーしたアルバム『ユア・ソング〜エルトン・ジョン ベスト・ヒッツ・カヴァー』。
そこから、レディー・ガガの「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が3月30日に先行リリースされた。
レディー・ガガは自身のSNSに“時代を問わず最高に素晴らしい曲の一つ、エルトン・ジョン&バーニー・トーピン「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」。これが私のカヴァー・ヴァージョンです!この曲をレコーディングできて、なんて光栄でしょう。ピアノを弾いているのも私!これがあなたへの歌!”と歌詞を引用したコメント(”this one’s for you”=これが君への歌)をポストしている。
「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」は1970年にリリースされた、誰もが知るエルトン・ジョンの代表曲で、昨年11月に『ダイアモンズ〜グレイテスト・ヒッツ』がリリースされた際に英ITVが放送した特番「Elton John: The Nations Favourite Song」(=イギリス国民が好きなエルトン・ジョンの曲)でも堂々1位に選ばれた。
エルトン・ジョンとレディー・ガガは、コンサートで共演したり、2016年に洋服/アクセサリーのコラボ・ブランド“LOVE BRAVERY”を立ち上げるなど、公私ともに深い交友があることでも知られている。
2010年の第52回グラミー賞授賞式では、レディー・ガガのオープニング・パフォーマンスにエルトン・ジョンがゲスト参加し、ガガの「スピーチレス」とエルトンの「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」をデュエットでメドレー演奏した。この時はガガがエルトンに一緒にやってほしいと依頼したそうだ。
今回収録されるレディー・ガガの「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」について、エルトンは“僕と強固な絆で結ばれている曲をカヴァーするのは度胸が必要だったはずだが、ガガは見事に自分のスタイルで歌い上げている”と絶賛している。
「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」は全米ビルボード・チャートに14週チャート・イン(最高位8位、1971年1月23日)、1998年に「グラミーの殿堂」入り、2012年12月に全米プラチナム認定(100万ダウンロード)、2017年3月に全英ゴールド認定(40万ダウンロード)された。40年間以上セールスを伸ばしている驚異的な世界的ヒット・ソングだ。
エルトンは、2007年7月1日ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われた「コンサート・フォー・ダイアナ」と、2017年12月5日にドイツのハンブルグ公演で、前日に亡くなった母親にこの曲を捧げている。
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【動画】レディー・ガガ「Your Song」
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