プロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地移転構想で、親会社の日本ハム(大阪市)は26日に臨時取締役会を開き、北海道北広島市のきたひろしま総合運動公園を最終候補地として承認する見通しとなった。
24日、関係者が「臨時取締役会で異論がなければ北広島に決まる」と話した。年内に事業計画などを作成し、その結果を基に新球場建設の可否を判断する。

本拠地移転構想は、2023年に新球場の開業を目指すもので、球団が建設候補地として、北広島と札幌市南区の道立真駒内公園のいずれかで選定作業を行ってきた。
当初から北広島市は札幌市に比べて協力的で、野球に関係する施設の土地の無償提供や、少なくとも10年間の固定資産税の免除、用地造成、道路の整備を受け持つ手厚い支援策を提示。日本ハム側は、これを評価しているという。

一方、道立真駒内公園は、北広島より札幌市の都心部から近い距離にある。しかし、住民の一部が住環境の悪化などを理由に建設に反対している。
球団の現在の本拠地、札幌ドームは札幌市が所有し、第三セクター「札幌ドーム」が運営。球団は年間十数億円の使用料を札幌ドームに支払い、広告や飲食による収入の大半を配分されていない。
施設の改修についても制約が多く、球団経営の障壁となっていた。【荻野公一】

2018/03/22(木) 20:17:05.58
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