韓国の平昌で開かれた「平昌オリンピック」は、日本人選手が史上最多のメダルを獲得、日本中が歓喜に沸く中で幕を閉じた。そこで、テレビ視聴調査を通じて、盛り上がりの推移を見ていこう。(ダイヤモンド・オンライン編集部 田島靖久)

● 史上最多のメダル数で盛り上がった 平昌五輪をテレビ視聴データで振り返る

 韓国の平昌(ピョンチャン)で開かれた「平昌オリンピック」は2月25日、閉会式が行われ、17日間の大会が幕を閉じた。

 この大会では七つの競技で史上最多の102種目が行われ、「男子フィギュアスケート」で金メダルを獲得、66年ぶりの2連覇を果たした羽生結弦選手を始め、「スピード女子マススタート」の高木菜那選手、「スピード女子500メートル」の小平奈緒選手などが金メダルを獲得した結果、日本は金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個の計13個を獲得。自国開催だった1998年長野オリンピックの10個を上回り、史上最多となった。

 当初、冬期オリンピックということもあって、あまり注目を集めていなかったものの、日本選手の活躍が顕著となり、メダルの数が増えて行くにしたがって日本中を沸かせた平昌オリンピック。そこで、実際、どれくらいの盛り上がりを見せたのか、テレビ視聴調査のデータで振り返ってみることにする。

 今回、テレビの視聴調査を行っているスイッチ・メディア・ラボの調査結果を入手、分析を試みた。

 スイッチ・メディア・ラボでは、家庭用テレビリモコンと独自開発のテレビ視聴データ収集機器を使って、個人ベースの視聴状況を把握している。今回はオリンピック前と比較するため、開会式前の1月29日から2月25日までの期間、関東1都6県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)で調査。サンプル数は、2140世帯、5589人の個人サンプルで分析した。

つづく

3/24(土) 6:00配信 ダイヤモンドオンライン
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