1980年代に空前のサッカーブームを巻き起こした高橋陽一さんの人気マンガ「キャプテン翼」の主人公・大空翼の銅像が18日、高橋さんの母校、東京都葛飾区の都立南葛飾高校にお目見えした。チームメートの岬太郎と一つのボールを蹴る「ツインシュート」の名場面を再現した翼の銅像で、来場者が隣でシュートの格好をすることで、翼とツインシュートを蹴ることができる。

 同校はマンガの舞台である静岡県の架空の街「南葛市」の名称の由来になっており、同日行われた除幕式に出席した高橋さんは「(マンガの舞台を)『南葛』にしてよかったです」とにっこり。「教育現場にマンガの銅像が設置されることは、マンガが子どもたちに勇気と夢を与えるもので、ちゃんとした文化として認められる機運になっているんだと思っています」と話していた。

 高橋さんは葛飾区の四つ木出身で、同区ではこれまでに四つ木や立石地区周辺に8体の「キャプテン翼」の銅像を設置している。今回設置されたものを含め、9体を巡るスタンプラリーも実施する。

3/18(日) 13:22配信 まんたん
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