2018年3月15日、韓国・マイデイリーによると、韓国のスピードスケート選手・李相花(イ・サンファ)が平昌五輪での小平奈緒との戦いを振り返った。

記事によると、李相花は14日に放送された韓国・MBCの番組「ラジオスター」で、銀メダルを獲得した平昌五輪の500メートル決勝レースについて
「今でも悔しい」とし、「大会後に1度も(決勝レースの)映像を見ていない」と述べた。

その後、番組で自身の決勝レースの映像を見た李相花は涙を流し、当時の心境について「ついに終わったのかという考えが浮かんだ。
平昌までの道はつらいことも多かった。そこに観客が『泣かないで』と叫ぶので、さらに涙が出た」と明らかにしたという。

また、同レースで金メダルを獲得した小平奈緒について「昔からの友達。レースの後に私のもとに来て、韓国語で『よくやったね。
私は今もあなたを尊敬する』と言ってくれた」とし、「私がその時に一番聞きたい言葉だったので感動した」と語ったという。

これに対し、韓国のネットユーザーからは「小平選手を尊敬する」「小平選手の人柄の良さに驚いた」「小平選手もつらい練習に耐えてきたのだろう。
決勝レースでの慰めと激励は本心からの言葉」「お互いに応援していたというより、宿命のライバル国に負けて悔しがる李選手を、小平選手が広く温かい心で包んであげたという感じだった」
「小平選手のような立派な人間になりたい。政治家のせいで日本人のイメージが良くないけど、海外に出れば私たちと一番似ているのが日本人」など小平奈緒への称賛の声が相次いでいる。

また、李相花に対しても「泣かないで。私たちにとっては李選手が1位」「僕もレースを見て泣いた。今後の活躍にも期待」など温かい応援メッセージが寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

https://news.infoseek.co.jp/article/recordchina_RC_577428/

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