◇明治安田生命J1第3節 名古屋0−0湘南(2018年3月11日 BMW)

湘南―名古屋の視察に訪れた20年東京五輪に出場するU―21日本代表の森保一監督(49)も、その才能に目を細めた。

名古屋DF菅原由勢(17)だ。「今まで2試合見ました。一つは映像です。1試合目(G大阪戦)は失点に絡んでしまったけど、今は判断に余裕がある。
クレバーですし、集中力も高い」。2試合連続無失点に抑えた新鋭センターバックを高く評価した。

風間八宏監督(56)に見初められ、開幕から3試合連続フル出場。的確なカバリングやフィードを見せ、試合をこなすごとに安定感を増す中、この日は“最大のピンチ”を迎えた。
後半10分、右足首を痛めてDFホーシャ(28)が途中交代。センターバックの相棒が初めてDF櫛引一紀(25)に変わった。だが動じず。無難にこなした。

「34試合ある中で、こういう試合もある。負けなかったこと、無失点だったことは収穫。出た課題は次に活かします。自分が中心くらいの気持ちでやりたい」 
まだ17歳で、現役高校生。あす12日はテストが控えているという。あどけなく笑うが、その立ち振る舞いはすでにプロフェッショナル。

攻撃陣ばかりに目が向く名古屋だが、最終ラインには将来の日本サッカー界を支える逸材がいる。

3/11(日) 19:57配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180311-00000139-spnannex-socc

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