1日放送の「バイキング」(フジテレビ系)で、落語家の桂春蝶が、生活保護制度をめぐって炎上した自身のツイートについて説明した。

2月20日、春蝶は自身のTwitter上で「世界中が憧れるこの日本で『貧困問題』などを曰う方々は余程強欲か、世の中にウケたいだけ」と主張。日本には、働けなくなっても生活保護制度があるため「この国での貧困は絶対的に『自分のせい』なのだ」とツイートした。

春蝶の意見に、他のユーザーから厳しい批判が相次いだようだ。その後、春蝶は「言いたかったのは、人は生まれながらに苦悩を抱えていて、だからこそ生きられるこの世界は奇跡の連続で、感謝して歩むべきだという福音だったの」「そしてその環境がこの国は整っている…そう言いたかった」と、ツイートの真意を明かしていた。

番組では、スタジオに生出演した春蝶が、炎上した投稿について改めて釈明した。春蝶いわく、貧困は、社会や政治が100%悪いということはないとか。

かつて、春蝶は「介護」「老い」をテーマにした落語を創作するための取材を重ねるうちに、生活保護に充てられる年間予算が3兆8000億に達することを知ったそう。これは、日本の税収の15分の1、国家公務員に支払われる総額3兆4000億を上回る数字に当たる。日本人1人当たり、生活保護だけで年間3万1600円を徴収されている計算になるのだとか。

続けて、貧困は「飢え」と「寒さ」だと定義付ける。日本には生活保護制度があるため、それらを感じさせないシステムだと訴えるのだ。

MCの坂上忍が、番組アンケートの「生活保護を受けられない人も多いから、国の責任を問うのは当然なのでは?」という否定的な声を紹介。すると、春蝶は「(受給資格があるのに受給できないのは)行政とかの問題でもあるんですけど、結局、不正受給の問題がとても多いということ」と理解を示す。

しかし、納税することで「自分たちが共助公助の精神でこれだけのこと(生活保護制度)を作れているというのを誇ってもいいのではないかな」と訴え、国が用意しているものも知らずに批判ばかりが起こる現状を嘆いていた。

2018年3月1日 16時50分 トピックニュース
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★1:2018/03/01(木) 18:18:18.36
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