伊調氏及び伊調氏のコーチの田南部氏に対する、自身の組織の栄コーチのパワハラが問題となっている時に、
協会は「パワハラをしていない」という見解を発表することは、世間感覚と、ずれまくってはいないか。

まず協会がすべきことは、協会が、パワハラに関わっていないと自分の立場を述べることではなく、協会という
組織内にパワハラをする人間がいたか否かをきちんと調べて真相を公表し、真実、パワハラがあったということ
であれば、その予防策を講じることである。

その点に、まったく触れられていない見解にあまりにも驚く。

もともとセクハラやパワハラの概念の発展は、個々の個人がセクハラやパワハラをしているように見えながら、
実際には、組織の権力や権限を背景にしてセクハラやパワハラが行われている実態に目も向け、その責任は、
個々の個人の問題とするだけでなく、セクハラやパワハラを放置し、容認してきた組織の責任、すなわち使用者
責任として、民事の損害賠償責任や差し止めの問題として発展してきたことを全く理解してない。

このような見解を何ら臆面のなく発表する日本レスリング協会に、パワハラをなくす自浄作用がない、と判断さ
れてもおかしくないし、「当協会としては、一刻も早くこの問題が収束し、2020年東京オリンピックでの目標達成
に向けて、選手が競技に集中できる環境を整えるべく、全力を尽くしたいと考えております」と事態を静観するこ
とは、これまでも、そしてこれからもパワハラを放置してきた放置責任を問われてもまったくおかしくない。きちん
と弁護士などの法律家に相談していないのではないか、とすら思える見解である。

日本レスリング協会は、税金優遇のある公益財団法人として、まさに日本におけるセクハラやパワハラを根絶
する先頭にたたなければならないのに、本当に困りものである。

早急に、日本レスリング協会は、自ら主体的に、今回のパワハラ問題の調査に乗り出すべきである。

それすらしないというのであれば、日本レスリング協会の公益財団法人としての資質すら疑われる事態である。

http://blogos.com/article/281131/

★1が立った時間 2018/03/03(土) 02:06:15.55
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