2018年02月28日

安達祐実:内藤剛志と23年ぶり連ドラ共演 「家なき子」以来のタッグ復活「純粋にうれしい」

 女優の安達祐実さんが、俳優の内藤剛志さん主演で4月にスタートする刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)の“season3”にレギュラー出演することが28日、明らかになった。安達さんと内藤さんが連ドラでレギュラー共演するのは、1994、95年に放送された名作ドラマ「家なき子」で父子を演じていて以来23年ぶり。

 警視庁捜査1課の課長・大岩純一(内藤さん)の新たな右腕として捜査を進める女性刑事・谷中萌奈佳役に決まった安達さんは、「お父さん役で共演させていただいた俳優さんはたくさんいるのですが、内藤さんはやはり私の中で特別な存在。すごく不思議なのですが“何か”が違うんです!」と断言し、「今回、ご一緒していなかった時間を凝縮するかのように、私のお芝居を目の前で見てもらえるチャンスがきたことが純粋にうれしい」とタッグ復活を喜んでいる。

 また安達さんは、「それにしても今回のキャスティングを思いついた人は、スゴイですよね。普通23年も共演していないと聞けば、避けて通りそうなものですから」と笑顔で話し、「大岩1課長は“理想の上司”ですが、内藤さんは私にとって憧れの存在なので、その気持ちを役に乗せて演じられるなと思っています」と意気込んでいる。

 一方、内藤さんも「今回のキャスティングは、勇気があるなと思いました」と驚きつつ、「仲が悪いんじゃないかというイメージを持っている人もいるみたいですが、本当は仲が良いんですよ。LINEでもつながっていて『家なき子』が代表作といわれるのはうれしいけど、それを超えるものをやりたいね、と2人でずっと話をしてきたので、今回やっとそのチャンスが来て本当にうれしい!」と大喜び。

 さらに「『家なき子』で共演したとき、祐実ちゃんはまだ10代でしたが、“子役”ではなく確実に“女優さん”だと思っていたので、いきなり本番でアドリブを入れたこともありました。祐実ちゃんならそれを面白いと思って受け取ってくれるだろうなという、絶対的な信頼感がありました」と振り返り、「僕にとって、祐実ちゃんは、血はつながっていないけど娘のように感じる、稀有(けう)な存在。特別すぎてうまく言い表せないのですが、あのときから不思議な絆を感じるというか。今回、祐実ちゃんに演じてもらう萌奈佳刑事と大岩は信頼で結ばれる役柄だと思うので、僕たちの不思議な信頼関係が空気のように醸し出せればいいですね」と語っている。

>>2以降につづく)


4月スタートの刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長 season3」にレギュラー出演する(左から)「ナイツ」の塙宣之さん、内藤剛志さん、安達祐実さん=テレビ朝日提供
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