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2018/02/22(木) 19:07:01.87ID:CAP_USER92018年2月22日 16:46
田亀源五郎原作によるドラマ「弟の夫」の試写会ならびに記者会見が、本日2月22日に東京・NHK放送センターにて行なわれ、折口弥一役の佐藤隆太、マイク・フラナガン役の把瑠都、平田夏樹役の中村ゆり、制作統括の須崎岳氏、演出の吉田照幸が登壇した。
佐藤は冒頭、「お芝居をしていく中で、悩むこともあったが、完成した1話を観て安心できた」とコメント。その理由を「僕が原作を読んで思った『この作品と出会えて本当によかった』という気持ちを、視聴者にも感じてもらえるようなドラマにしたいと思っていた。温かいやり取りを通じて、視聴者に問いかけ、同時に感動を与える……言葉で言い表すことは難しいけれど、考えさせられる余白みたいなものが、ドラマでも残せたと思う」と自信を覗かせる。
初の連続ドラマ出演となった把瑠都は「原作を読んで、(マイクが)私そっくりじゃないか」と思ったと笑顔。「やろうかな、やっぱやめようかな、と何度も悩んだが、舞台と違ってドラマなら撮り直しもできるから(笑)」と出演を決めた経緯を話し、「できたかできていないかは、ドラマを観ていただいた皆さんが判断してくれたら。3話もあるから、楽しんで」と述べた。
中村は本作を「セクシャリティのことが前面に出たドラマではあるけれど、それだけじゃなく、家族の愛、ステレオタイプではない夫婦のかたちなど、いろいろなテーマを豊かに描いている作品」と紹介。
自身の演じる夏樹については、「共感されない役だろうと思って撮影に臨んだが、次第に夏樹の中にも孤独とか、子供に対しての後ろめたさとかがあるのがわかって愛しくなった」と心境の変化を明かした。
演出を担当した吉田は「一番の問題はマイク役だった」と振り返り、「スタッフから把瑠都さんの名前が挙がり、彼しかいないと思った。最初のシーンを撮ったときに、これはすごい作品になるぞという予感があった」とコメント。
また須崎氏が「把瑠都さんならマイクの雰囲気が出せる。ただ、演技ができるのかは正直わからなかった。ちょうど(把瑠都が出演した)舞台『グリーンマイル』の公演中だったので、急いで舞台を観に行ったところ、そこでハートを感じるいい演技をされていた」とキャスティングの決め手を語る。
佐藤は把瑠都との共演について、「セリフがないシーンでも、目だけで訴えかけてくるような、なんというか……たまらん表情をしやがる(笑)。僕はそれを間近で見る機会が多かったので、すごく刺激をもらえた」と述べ、「また共演する機会があれば、ぜひご一緒したいと思う」とラブコール。
中略
ドラマ「弟の夫」は3月4日22時より、NHK BSプレミアムにてスタート。全3回で放送される。
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