大谷 フリー打撃で名刺代わりの130m場外弾
2018年2月11日9時32分 日刊スポーツ
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マイナー施設で打撃練習をするエンゼルス大谷(撮影・菅敏)
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ボールはマイナー施設を飛び越え、建物にはね返った後、道路に転がった(撮影・菅敏)https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/img/201802110000222-w500_1.jpg

エンゼルス大谷翔平投手(23)が9日(日本時間10日)、名刺代わりの特大場外弾をかっ飛ばした。米アリゾナ州テンピにあるエ軍マイナー施設でのフリー打撃。7〜8スイングを5セットこなした後に“おかわり”でフルスイングした最後の1球は、右翼フェンスを越え、10メートル以上先の道路で弾んだ。推定飛距離130メートル。ポテンシャルの高さを見せつけた。

日本出発前に「まず試合に出ることが目標。キャンプからアピールしていきたい」と宣言していた。メジャーでは新人。実力を披露することが求められる。普段の練習と同じように、中堅から左中間方向へ打球を飛ばした5セットの内容とは異なり、ラストスイングは右翼ポール際へ思いっ切り引っ張った。「どうだ!」と言わんばかりに、しばらく打球方向を眺めた。

施設周辺には日本人ファンの姿も目立ってきた。「大谷く〜ん」という女性の声には、手を上げて応えた。キャンプインは14日(同日)。予行演習としては十分すぎる1発だった。