お笑いコンビ「次長課長」の河本準一(42)と井上聡(41)といえば、
ともに岡山県出身で中学校2年の時に出会って以来、一度もケンカをしたことがないといわれる仲のいい同級生コンビ――。
だが、このところ妙な隙間風が吹いているという。

「昨年(2017年)10月のことですけど、『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の収録に岡山代表として2人が呼ばれていました。
河本さんはとっくにスタジオ入りしていたんですが、井上さんがやって来なかったんです。
遅刻して現れたんですが、悪びれる様子もなく、謝るどころか態度も悪かった。それに河本さんが注意したんですよ。
すると『オマエに言われる筋合いはない!』と井上さんが逆ギレ。
周りにいたスタッフも『一体どうしちゃったの?』『あの2人上手くいってないの?』とコソコソ言っていたんです。
やっぱり、あの件がまだ尾を引いてるんじゃないかと思うんですよね」(番組関係者)

あの件とは、河本の生活保護の不正受給問題だ。もう6年近く前になるが、12年4月、『女性セブン』(小学館)が、
ある芸人に充分な収入があるにもかかわらず、その母親が生活保護を受給していると報じる。
それが河本であると発覚するや、国会議員や国の福祉問題まで巻きこんで大騒動に発展した問題だ。

河本は謝罪するのだが、次長課長のレギュラー番組、河本のCMなども、すべて降板に追い込まれる。
生活保護の不正受給に関しては、他の芸人や芸能人、スポーツ選手にまで波及する事態となった――とはいえ随分昔の話である。

仲がいいほど始末に悪い

演芸評論家の吉川潮氏(69)にお笑いコンビの仲について聞いてみた。

「仲のいい漫才コンビほど尾を引くものですよ。東京の漫才師など、仲のいいコンビなんて夫婦漫才くらいなもので、ほとんどいないと言っていい。
兄弟コンビでも舞台以外では口もきかないというコンビもいましたからね。普段は仲がよくないほうが、高座で思い切りやり合える、とも言いますから。
むしろ仲がよかったコンビのほうが、どちらかが不祥事を起こした時に始末が悪い」

「横山やすし・西川きよし」も不祥事は多かったが、
「あそこは問題を起こすやすし師匠に対し、きよし師匠が気を遣いますからね。どちらかに犠牲的精神のあるコンビは持つんですよ」

近年の芸人の不祥事を見てみると――。

以下、ソースで。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180130-00537116-shincho-ent