J1のV・ファーレン長崎の高木琢也監督(50)が22日、沖縄キャンプの残り日程から「地獄トレーニング」を課すことを予告した。沖縄県国頭村で行ったJ1のFC東京との練習試合(45分×3本)に0−2で完敗。その直後に厳しい言葉が飛び出した。

 「J1との差を再認識したはず。力がない僕らが勝負するには練習しかないので、死んでもらいます」。この時期にJ1と練習試合を組んだのは、早めに選手に厳しさを理解させるため。キャンプ休日明けの24日からハードな日々が始まる。

 今季初実戦だった19日の札幌戦に続き、昨季までの3バックではなく4バックで臨んだ。「いろんなオプションを持っておきたい」と試している布陣だが、肝心のプレスが不発。再三の好セーブを見せたGK増田は「これが現状。全体的に成長しないと」と口にした。

 高木監督は完敗も想定内だった。「J1とJ2は間合いやパワー、スピードが違うので体感させた。選手の見極めもしたし、今後は勝つためにシビアでリアリティーのある練習をする」。約1カ月後のJ1開幕を見据え、スタメンも戦術も絞り込む

1/23(火) 11:02配信 西日本新聞
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