1/21(日) 14:32配信
大坂なおみ、大一番 女王ハレプとの全豪4回戦へ向け調整<女子テニス>

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は大会7日目の21日、世界ランク72位の大坂なおみが日本時間11時(現地13時)頃からコート16で練習とトレーニングを行い、翌日に行われる第1シードのS・ハレプ(ルーマニア)との4回戦へ備えた。


この日、大坂はボールを打つだけでなく、動体視力と反射神経を鍛えるためのリアクションボールを使ったトレーニングも取り入れた。

前日、大坂は第18シードのA・バーティ(オーストラリア)をストレートで破り、四大大会初のベスト16進出を果たした。同大会の日本勢女子16強は、2000年に8強入りした杉山愛以来18年ぶりとなった。

試合後の会見では、センターコートから2番目に大きいマーガレット・コート・アリーナへ変更したことも動じなかったと明かした。

「どんなスタジアム型のコートでも、試合ができるのは嬉しい」

新たなコーチのサーシャ・バジンについて聞かれた大坂は「最初の練習の時、私はとても緊張していた。彼(サーシャ)は長い間S・ウィリアムズ(アメリカ)のコーチをしていた。私はセリーナが大好きだから。練習中に彼が足首をひねってしまって、あまり練習できなかった。でも、彼は本当にポジティブ。私たちの相性は、とてもいい。だから、彼をコーチに選んだ」と語った。

杉田祐一と出場した国別対抗戦ホップマンカップ(オーストラリア/パース、ハード)では、混合ダブルスでR・フェデラー(スイス)からサービスエースを決めた。

大坂は「達成したかったことは、フェデラーからエースを取ること。それが唯一のゴールだった。もしベーグルにされても何でも良かった。達成できて本当に嬉しかった」と笑顔で語った。

4回戦で対戦するハレプは、3回戦で3時間半を超える激闘を制して16強へ駒を進めている。

女王ハレプとの大一番に向けて「彼女(ハレプ)とは2度戦ったことがある、どっちも3セットマッチだったし、楽しかった。多くを学んだと思う。世界1位と戦うのは誇りに思う。何が起きても、ベストを尽くす。そこで何が起きるか見てみましょう」と大坂は意気込んだ。

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