ドイツからマルク・バルトラについて驚くべきニュースが舞い込んだ。ボルシア・ドルトムントがバルトラを売却するというのだ。
今冬の移籍市場でドルトムントは同選手の放出を目論んでいる。

2016年の6月にボルシアに到着したバルトラ。移籍金としてFCバルセロナに800万ユーロ(約10億8,000万円)が支払われた。
監督トーマス・トゥヘルの指揮の元、バルトラは加入直後から先発選手に起用された。しかし監督退任後、ペーター・シュテーガーの到着から状況は急変した。

オーストリア出身の監督シュテーガーはバルトラを起用せず、1月15日月曜日のヴォルフスブルク戦においては選手リストにバルトラの名は無かった。またネヴェン・スボティッチも同様の苦境に直面している。
このシュテーガーの措置の背景には、ドルトムントが2,200万ユーロ(約29億7,500万円)で獲得したマヌエル・アカンジの存在がある。

この状況の中で、ロシアワールドカップへの出場のチャンスを掴むためにも、バルトラは直ちにドルトムントからの離脱を考慮している。
監督フレン・ロペテギ率いるスペイン代表での地位を確立するためには、試合の数をこなさなければならないのだ。

バルトラがリーガに復帰することが自然な流れのようだが、おそらくヨーロッパの他の国にもバルトラの獲得を狙うクラブが存在するだろう。

一方でドルトムントのサポーターたちはバルトラの離脱の可能性も前に警鐘を鳴らしている。
バルトラは申し分のない選手であり、サポーターたちからの人気も高い。現在ファンたちはSNSを通じ、バルトラの放出反対のキャンペーンを行っている。

(文:SPORT)

1/18(木) 21:18配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00010019-sportes-socc

写真
https://lpt.c.yimg.jp/im_sigg3cDaP6hvsUKkzLIJMAILgg---x900-y506-q90-exp3h-pril/amd/20180118-00010019-sportes-000-view.jpg