元ブラジル代表FWロナウジーニョは、正式に現役を引退することになった。代理人である実の兄が明かしている。

昨年12月に、2018年内での現役引退を表明していたロナウジーニョ。そして、実兄で代理人を務めるロベルト・アシス氏は『オ・グロボ』で、ブラジル代表やバルセロナなどで活躍した弟の正式な引退を発表した。

「弟はフットボールをやめる。これでおしまいだ。今は彼の引退にふさわしい場をどうするかについて考えている。たぶん、ロシアでのワールドカップの後、8月ぐらいになると思う。素晴らしく、盛大なものにしたいね。我々は今後、ブラジルやヨーロッパ、アジアでいくつかのイベントに参加する予定だ。それに、ブラジル代表との共演も準備している最中だ」

「(長年スポンサーを務めてきた)ナイキもこのプロジェクトに参加予定だ。今はスケジュールを調整している段階で、まだ何の詳細も決まっていない」

2003年からプレーしたバルセロナでは、リーガ・エスパニョーラ連覇やチャンピオンズリーグ優勝を経験。2005年には、バロンドールを受賞した。また、ブラジル代表として97キャップ、33ゴールを記録。2002年には、母国をワールドカップ優勝に導いている。

2015年にフルミネンセを退団して以降、フリーとなっていたロナウジーニョ。試合中、常に笑顔でプレーを楽しみ続け、そしてファンを楽しませ続けたファンタジスタが、37歳でその偉大なキャリアに終止符を打った。


1/17(水) 7:39配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180117-00000032-goal-socc