2018.1.15 10:00

中島みゆき、全18作のオリジナル・アルバムが完全リマスタリング音源、高音質CD仕様で3月より順次発売

中島みゆきの初期オリジナル・アルバムが、高音質仕様のCDにて発売されることが決定した。

高音質仕様として発売するタイトルは、1976年のデビュー・アルバム『私の声が聞こえますか』から1990年の『夜を往(ゆ)け』までのオリジナル・アルバム18作品。リマスタリングした音源を高音質CDとして、2018年3月から2018年5月の3ヶ月に渡り発売する。

1976年のデビュー・アルバム『私の声が聞こえますか』から1981年8枚目のアルバム『臨月』までの8作品が3月7日に発売。以降、4月4日に5作品、5月2日に5作品が発売(今回発売するリマスタリングCDは、通信販売商品『中島みゆき CD BOX』『中島みゆき CD BOX 2』収録CDと同じもの)。

本作は、中島みゆきの音楽プロデューサー、瀬尾一三が監修し、LAの名エンジニア、トム・ベイカーがリマスタリングした音源を限りなく再現できるよう、高音質CD(HQCD = High Quality CD)を使用している。

また、本作品を購入したユーザーの中から抽選で、ヤマハの高音質ヘッドホン『HPH-W300』等が当たる『中島みゆきの名作を良い音で聴こう!キャンペーン』を開催するとのこと。全18作品の中に封入されている応募券3枚一口で参加できる。

現在、中島みゆきは2月18日(日)までの間『中島みゆき「夜会工場」VOL.2』を開催中。

<8作品の解説>
『私の声が聞こえますか』
中島みゆきの記念すべきデビュー・アルバム。デビュー曲「アザミ嬢のララバイ」、『第6回世界歌謡祭』グランプリ受賞曲、名曲「時代」含む、全12曲収録。

『みんな去ってしまった』
中島みゆきの2ndアルバム。初期のライブで歌われた「彼女の生き方」、「冬を待つ季節」他、全12曲収録。

『あ・り・が・と・う』
中島みゆきの3rdアルバム。「店の名はライフ」、そして大ヒットとなった5枚目のシングル「わかれうた」のB面曲で1988年JR東日本の帰省キャンペーンのCMソングでも一躍脚光をあびた名曲「ホームにて」他、全9曲収録。アルバム収録ミュージシャンとして、キーボードに坂本龍一、ベースに吉田健 等が参加している。

『愛していると云ってくれ』
中島みゆき通算4枚目のオリジナル・アルバム。5枚目シングルで初のオリコン1位の大ヒット曲となった「わかれうた」、人気曲「化粧」、そして1981年TBSドラマ『3年B組金八先生(第2シリーズ)』第24話の伝説のシーンで使用され話題となった「世情」他、全9曲収録。アルバム収録ミュージシャンとして、ドラムにつのだ☆ひろ、ピアノに坂本龍一、ベースに後藤次利、パーカッションに斉藤ノブ 等が参加している。

『親愛なる者へ』
中島みゆき通算5枚目のオリジナル・アルバム。人気曲「タクシードライバー」、「狼になりたい」 、そして1979年フジテレビドラマ『午後の恋人』テーマソングとなった「根雪」他、全10曲収録。ミックス、マスタリングとも吉野金次による作品。

『おかえりなさい』
中島みゆき通算6枚目のオリジナル・アルバム。初のセルフ・カバーアルバム。ヒット曲となった研ナオコに提供の「あばよ」、桜田淳子に提供の「しあわせ芝居」、加藤登紀子に提供の「この空を飛べたら」、ちあきなおみに提供の「ルージュ」等、全10曲収録。

『生きていてもいいですか』
中島みゆき通算7枚目のオリジナル・アルバム。真っ黒の背景に「生きていてもいいですか」のみの印象的なジャケット。そして泣きながらレコーディングされたと伝説の「うらみ・ます」、中島みゆきの初期の人気曲「泣きたい夜に」、「蕎麦屋」 他、全8曲収録。編曲に後藤次利、共同プロデュース吉野金次による作品。

『臨月』
中島みゆき通算8枚目のオリジナル・アルバム。発売と同時にヒット曲となった9枚目のシングル「ひとり上手」、当時のラジオレギュラーであるオールナイトニッポンのコーナー名でも使用され言葉自体が流行となった名曲。他、「雪」、「夜曲」 等、全9曲収録。編曲に星勝、安田裕美、松任谷正隆、萩田光雄を起用。

>>2以降につづく)


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