イマジン・ドラゴンズ待望の初単独来日公演レポート、日本愛を感じるパフォーマンスに観客大熱狂

 【第60回グラミー賞】で2部門にノミネートされているイマジン・ドラゴンズが、2018年1月9日に東京体育館で自身初の単独来日公演を開催した。

 2017年に最も売れたロックバンド、イマジン・ドラゴンズ。全米1位を記録した最新アルバム『エヴォルヴ』を引っ提げたワールド・ツアーのため日本に戻ってきた彼らが、ここ日本でプレイするのは、【サマーソニック2015】以来、約2年半ぶりだ。2013年の日本デビュー以降、サマソニに2回出演していたものの、単独公演は今回が初となり、遂にその時が来たか、と公演発表から首を長くして待っていたファンも多いことだろう。筆者もその内の一人である。ライブへの期待が高まる中、ショーは『エヴォルヴ』1曲目の「アイ・ドント・ノウ・ホワイ」からスタート。バンドメンバー4名の登場に興奮するオーディエンス。どこもかしこもジャンプ&スクリームだ。興奮冷めやらぬ中、彼らのメジャー・ヒット曲「イッツ・タイム」を2曲目に持ってくるというセットに、早くも会場のボルテージはマックスに到達した。

 ライブは『エヴォルヴ』の楽曲を中心に構成されたが、過去アルバムから外せない楽曲も披露された。幼少期からトラウマや不安に悩まされていたというヴォーカルのダン・レイノルズはMCで「人生には生きる価値がある。セラピーに通うことは決して格好の悪いことなんかじゃない。君はひとりじゃない」と力強いメッセージを届けた。そのコメントからの「ディーモンズ」は、どの観客の心に突き刺さるパフォーマンスとなったことは確かだろう。

>>2以降につづく)

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