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2018年1月10日 12時13分 トピックニュース

9日放送の「有吉弘行のダレトク!?」(フジテレビ系)で、日本に暮らす「一夫多妻家族」の衝撃的な生活ぶりが明らかになった。

番組では、元宝塚・遼河はるひが佐賀県姥野市に住む一夫多妻家族を取材する様子をVTRで放送した。一夫多妻家族の主である書道アーティストの西山嘉克さんは、第一夫人・ゆかりさん、第二夫人・裕子さんの3人と、それぞれの子どもたちとともに一つ屋根の下で暮らしている。

この生活は5年前から続いており、西山さんとゆかりさんとの間に2人、裕子さんとの間には3人の子どもがいる。

なんでも嘉克さんはゆかりさんと結婚した1年4カ月後、自身の事務所に勤務する裕子さんを好きになってしまったそう。3人で数週間話し合った末、「日本の常識的にはアウト」と思いながらも、現在の家族形態を選択したのだ。ちなみに、ゆかりさんと裕子さんはもともと友達同士だったという。

それぞれの妻を平等にするために、ゆかりさんと離婚し、裕子さんと再婚後、すぐに離婚している。そのため、3人は戸籍上では「独身男性」「独身女性」という形になっている。

最初こそ、ゆかりさんはモヤモヤした気持ちを抱えていたが、生活に慣れた今となっては「まぁ、いいかな」と受け入れているそう。一方、裕子さんは、ゆかりさんを「姉妹」に近い存在だと明かし、何でも話しているという。続けて、こうした生活を無理と感じることも「しょっちゅうある」としつつ、「両親とかよりも(本音を)さらけ出して言えているので。それでも2人は私を受け入れてくれる」と、現状を続ける理由を明かしていた。

嘉克さんは、「(一夫多妻は)長く続けることを目的としていない」「1カ月後にこの関係が続いている保証はない」と話す。だからこそ、緊張感をはらみつつも充実感が得られる今の生活は「マンネリにならない」「『生きているな』っていう実感がある」そうだ。

なお、ゆかりさんと裕子さんはそれぞれの子どもと別々の部屋で就寝している。嘉克さんはゆかりさんにお休みのキスをした後、「寂しがりや」の裕子さんにもお休みのキスをして一緒に眠りにつくという。この日課に対し、フリーアナウンサーの高橋真麻は「絶対無理!」と声を上げていた。

一夫多妻家族について、ゆかりさんは「この家族以上にネタの尽きない家族はない」と言い、3人は笑いながら「一夫多妻とは酒のつまみである」と断言。遼河は「第一夫人が良しとしないと、やっぱこの生活は成り立たない」と感心していた。