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2018.01.10 09:14

X JAPANのYOSHIKIが9日放送のTBS系バラエティ番組「マツコの知らない世界SP」(よる8時57分〜)に出演。ボーカル・Toshlの脱退・洗脳騒動、X JAPANの解散から再結成に至った真相を赤裸々に語った。

X JAPANは幼なじみだったYOSHIKIとToshlが高校時代に結成し、1989年にメジャーデビュー。「X現象」と呼ばれる社会現象を巻き起こした。しかし、1997年にToshlが音楽性の違いや洗脳騒動を理由に突然脱退を表明し、X JAPANは解散。

YOSHIKIは「バンドメンバーっていう以前に幼なじみの友達っていう、家族だったんで、父親を失った時くらいのインパクトはありました」と当時受けた衝撃を語り、「Xというドアを完全に閉めてしまった。鍵をつけて鎖でグルグル巻いてしまって、この扉は一生開けない、開けたくない、その時点でX JAPANはないんだって決めてしまった」と当時の苦しみを回顧。マツコも「はたから見ててもこれは絶望的なのかなって一瞬思いましたよね」と振り返った。

Toshlと「一生会わないんだな」と思ったというYOSHIKIはその後、再結成までの10年間Toshlと言葉を交わすことはなかったが、Toshlを洗脳していたリーダーが「X JAPANを再結成しなさい。そうすることによって自分にもっとお金を貢ぎなさい」と言ったことからToshlが連絡を取ってきたという。

YOSHIKIは、「少し普通じゃないのはわかってたんですけど、ひょっとしたら東京ドームとかで演奏することによってまた感覚が戻ってくるかもしれない。そのチャンスかもしれないと思った」とそのことがきっかけとなり、再結成を決心したことを明かし、マツコからの「一緒にまたやり始めたことから、Toshlさんも徐々にこっちに戻ってきた感じなんですか?」という問いに「そうですね」と静かにうなずいた。(modelpress編集部)