長時間に及んだ砂との格闘

世界一過酷と称されるダカールラリーに、35回連続出場中で、トラッククラスへ参戦中の菅原義正(76歳・日野チームスガワラ)が、大会2日目にして早くもリタイアとなってしまった。27回連続完走の記録は、更新することができなかった。

ドライバー、ナビゲーターは無事

ペルー・ピスコでの競技2日目、現地時間1月7日午後3時頃、スタートから113km地点で横転寸前となりスタック(砂にはまって抜け出せない状態)。
その後自力で脱出した際に、ハンドルなどの操舵部分や、車軸を受けるベアリングなどを破損し自走が不可能となった。
日付が変わった1月8日午前9時頃、部品とメカニックを乗せたアシスタントカーが現場に到着。十数時間におよぶ修理を行い、何とか走る状態にしてキャンプ地を目指した。
菅原義正と、ナビゲーターの羽村勝美ともに健康状態に問題はない。

3日目の競技スタートに間に合わなかったことなどから、菅原義正はリタイア。35回連続出場のダカールラリーは、2日間で幕を閉じた。

ソース/YAHOO!ニュース(J SPORTS)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00010000-jsportsv-moto