「アメリカンフットボール・ライスボウル、富士通37−9日大」(3日、東京ドーム)

 社会人王者の富士通が2年連続3回目の日本一に輝いた。27年ぶり5度目の出場で、勝てば27年ぶりの日本一でもあった日大は及ばなかった。

 富士通は第1Q、WR中村へのQBキャメロンのロングパスが通り、次のエンドでRBゴードンがショートパスを受けてタッチダウン。第2Qにもキャメロンから中村へのタッチダウンパスが通るなどし、前半で17−3とリードした。

 第2Q終盤から粘り強い守備を見せていた日大だったが、第3Qに再びキャメロンから強(きょう)への約40ヤードのタッチダウンパスが通り24−3に。第4Qも富士通は確実に得点を重ねた。

 27年ぶりの5度目の出場で、27年ぶりの日本一を狙った日大は数々のスペシャルプレーも実らなかった。第4Q終盤、残り1分を切ってからも何とかタッチダウンを1つ取ろうと奮闘。パスプレーで時計を止めながらエンドゾーンまで残り10数ヤードまで迫り、最後はパスからWR小倉がタッチダウンを奪う執念を見せた。


1/3(水) 18:02配信 デイリースポーツ
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