相撲協会とのガチンコ対決より気になる貴乃花親方の“ストール問題”
スポーツ2017年12月23日掲載
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 このところ連日連夜、テレビに取上げられている貴乃花親方(45)。
すでにお気づきの方もおられるかもしれないが、この人は他の親方衆とは決定的に違う点が1つある。外出時には、必ず首からストールを掛けているのだ。
もっとも時として、ショールやマフラーにも見えなくもない親方のストールは、“おしゃれ”というより、なぜか違和感があるのだ。

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 元横綱・日馬富士(33)による幕内・貴ノ岩(27)への暴行事件は、事件発覚から1カ月が過ぎた。すでに日馬富士は11月29日に引退したが、
日本相撲協会の危機管理委員会による貴ノ岩への聴取を、師匠である貴乃花親方が拒否しており、年内に収束するのは絶望的と見られている。

 無言を続ける親方の思惑が分かる由もない。だが、彼が映る映像を観るたびに気になるのが、首に巻き付けるわけでなく、中尾彬のようにネジネジにするでもない、
肩からダラーンとぶら下がっているストールなのである。

 先日、ワイドショーに出演した際、母の藤田紀子さん(70)は、息子のファッションにはこう発言している。

「私が女房だったら、あの格好はやめなさいと言います」

 もしや、あのストールにモノ申したかったのか。

■ 勝負ストールはシルク? 

 ちなみに事件発覚後の本場所中は、無地のグレーと紺、そこにヘリンボーン(V字形を縦横に連続させた文様)を大きくしたような“くの字”の織りが繰り返されるストールだった。
身長185センチの親方のジャケットから両端がはみ出てぶら下がるほどだから、その長さは身長ほどもあるのだろう。幅は1メートルも近くありそうにも見える。

 一転したのは、千秋楽後のパーティに出席した時で、この時は紺とグレーのチェック柄のおそらくウール。

 そして趣を変えたのが、11月30日の理事会出席の時で、緑色に反射するブラックのシルクに小紋が入ったスカーフ状のものをジャケットの襟に沿わせるように巻いていた。
ここぞとキメる時はシルクだろうか?

 さらに12月に入ると紺無地のウールっぽいストールも――。