G大阪が川崎Fの元日本代表MF家長昭博(31)の獲得に乗り出していることが14日、明らかになった。複数の関係者によると、すでに正式オファーを提示。成立すれば13年シーズン以来5年ぶりの古巣復帰になる。

2年連続無冠に終わったG大阪は長谷川監督に代わり、来季はレヴィー・クルピ氏(64)が新監督に就任することが決定している。家長はクルピ氏と10年シーズンにC大阪でともに戦った経験があり、
攻撃の中心としてリーグ31試合4得点10アシストを記録。C大阪のアジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献するなど、クルピ氏の戦術を熟知しているのは大きい。

来年6月で32歳になるが衰えはない。むしろ円熟味、凄みは増している。右MFでプレーした川崎Fでは今季リーグ21試合2得点だったが、シーズン中盤以降は主軸に定着した。
11月29日の浦和戦では強靱(きょうじん)なフィジカルと技術で右サイドを突破して決勝点をアシストするなど、逆転優勝の原動力の1人になった。G大阪はタイトル奪還へ向けて、攻撃の核として期待している。

当然、川崎F側は必要戦力として慰留に努める構え。Jリーグ王者か、古巣か。家長の動向から目が離せない。

◆家長 昭博(いえなが・あきひろ)1986年6月13日、京都府長岡京市出身の31歳。G大阪ユースを経て04年にトップ昇格。マジョルカ(スペイン)や蔚山現代(韓国)でプレーし、
17年に大宮から川崎Fに完全移籍。日本代表には07年に初選出され国際Aマッチ3キャップ。1メートル73、70キロ。左利き。

12/15(金) 6:01配信 スポニチ
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