【No Ball,No Life】アラブ首長国連邦(UAE)で行われたクラブW杯にアジア王者として出場したJ1浦和は“世界5位”で終わった。
痛恨だったのは9日に行われたアルジャジーラ(開催国枠)戦。0−1で敗れた。

勝っていれば、準決勝でレアル・マドリード(欧州王者)と対戦し、敗れても3位決定戦でFW本田圭佑が在籍する
パチューカ(北中米カリブ王者)と対戦することができたのだ。またとない、チャンスを逸した。

この敗戦に「油断」があったことは選手たちも認めている。浦和の選手は5日に現地入りし、6日のアルジャジーラ−オークランドシティ(オセアニア王者)をテレビで観戦。
1−0で勝ち上がったアルジャジーラに対し、浦和の選手たちは「強くない」と余裕だった。

9日の試合でも相手は弱かった。それでも、負けた。MF柏木陽介は敗れてもなお「やはり弱かった。
それだけに余計に悔しい。何のためにアジア王者になったのか」と悔しさをあらわにし、「アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で対戦した上海上港やアルヒラルに申し訳ない」と唇をかんだ。

アルジャジーラ戦前から、レアルの選手の誰とユニホーム交換をしようかと話していたという選手もいたという。昨季のクラブW杯で世界2位になったJ1鹿島を引き合いに出し、
ある主力は「レアルに本気で勝ちにいった鹿島と、レアルとユニホーム交換をしようとした浦和。その差が出た」と吐き捨てた。

「うちはパーティーボーイ(調子乗り)が多い」と柏木。ただ、これは浦和の持ち味。チームが調子がいいときは、手が付けられないほど勝ち進むのも事実だ。調子に乗りすぎて油断してしまうことと合わせて“もろ刃の剣”なのだろう。

柏木は今季最終戦となったウィダド・カサブランカ(モロッコ)との一戦を制し、世界5位となったことには手応えを感じ取っていた。「最後まで走りきった。攻撃に人数をかけたことで3得点につながった。
満足している」。そして5位決定戦の「マン・オブ・ザ・マッチ」に選出されたことも「こういう表彰はいつもはあまり納得できないが、今回はうれしい」と素直に喜んだ。

背番号「10」は、今シーズンを「春夏秋冬のようなシーズンだった」と振り返った。シーズン当初は負ける気もせず優勝まっしぐらだったが、途中で勝てず、ペトロビッチ監督が解任。
その後、攻撃重視から守備重視に変え、アジア王者になった。激動のシーズンだった。

そして、早くも来季についても言及した。「川崎が優勝できたのも練習のたまもの。うちはそれ以上に練習してタイトルを取りたい。毎年、2つぐらいはタイトルを取りたい」と目を輝かせた。
残念ながら、来季はACLには出場できない。それ以外のタイトル、リーグ戦、ルヴァン杯、天皇杯で柏木が目の色を変えてタイトルをつかみにいく。(宇賀神隆)

2017年12月14日 12時6分 サンケイスポーツ
http://news.livedoor.com/article/detail/14027767/

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