ペルー激震…ゲレーロのW杯欠場が決定!
ドーピング違反により1年間出場停止へ

フラメンゴに所属するペルー代表FWパオロ・ゲレーロ(33)がドーピング違反により、ロシアW杯を欠場することが決まった。

 10月5日に行われたW杯南米予選のアルゼンチン戦でドーピング検査の対象となったゲレーロ。
検査の結果、コカインの主要成分であるベンゾイルエクゴニンの陽性反応が出たため、
国際サッカー連盟(FIFA)は11月3日に30日間の出場停止処分を言い渡した。

 これにより、ゲレーロはニュージーランドとの大陸間プレーオフを欠場。
それでも、ペルーは敵地での第1戦をスコアレスドローで終えたが、ホームでの第2戦を2-0で制し、
見事9大会ぶり5回目の本大会出場を勝ち取った。

 しかし、FIFA懲戒委員会は8日、更なる調査を行った結果、ゲレーロに1年間の出場停止処分を科すことを発表。
停止期間は最初に出場停止を言い渡した11月3日から適用となるが、
国内リーグ、代表戦などすべて試合に出場ができないため、来年6月14日に開幕されるロシアW杯を欠場することが決まった。

 ゲレーロはこれまでペルー代表として86試合に出場し、同国史上最多の32ゴールを記録しているエースストライカー。
仲間たちがロシア行きの切符を掴み取ったが、初のW杯出場は叶わなかった。
なお、ペルーはW杯本大会でフランス、オーストラリア、デンマークとグループリーグを戦う。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-01647343-gekisaka-socc