◆サッカー 東アジアE―1選手権(男子)▽第1戦 日本―北朝鮮(9日・味の素スタジアム)

 MF井手口が大会全試合出場で海外移籍の道を切り開く。イングランド2部に相当するチャンピオンシップのリーズからオファーが届いており、9日の北朝鮮戦からダブルボランチでの先発が濃厚。
「前回は最下位で、まずはチームとして優勝すること。個人としては監督の求めることを表現しつつ持ち味を出したい」と優勝への献身を誓った。

 ロシアW杯のメンバー入りとともに、海外移籍も目標。関係者によれば、今大会で3試合に出場すれば英国の労働ビザが取得できる見込みだという。「刺激も増えて成長できる場所。
少しでも早く行ければと思っている」。早期の海外挑戦へ、あらためて意欲をにじませた。

 代表ではロシアW杯出場を決めた8月末のオーストラリア戦でダメ押しゴールを奪い、レギュラーに定着。11月の欧州遠征も2試合連続で先発し、21歳にして欠かせない戦力となった。
「チームを支えてアグレッシブにいく。そこは毎試合、誰にも負けない感覚でプレーしている」。北朝鮮戦後は中2日で中国戦、さらに中3日で韓国戦が控える。タフなプレーで日本を3大会ぶりの頂点へ導く。

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