愛媛ほか4県が舞台
四国固有の文化・遍路の魅力満載 短編映画「お遍路ガール〜四国88サイクリング〜」完成
2017/12/06 15:00
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 日本青年会議所四国地区協議会(愛媛県松山市、帽子大輔会長)が製作した短編映画「お遍路ガール〜四国88サイクリング〜」が完成し、
12月3日、松山市湊町のシネマルナティックで試写会が行われた。

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櫻井監督(右から2番目)と「お遍路ガール〜四国88サイクリング〜」出演者たち

 同作品は四国固有の文化として遍路に着目。世界遺産への登録を目指すための取り組みの一つとして製作された。
約40分の作品で、今月中旬以降、英語や中国語の字幕も付けてインターネットの動画配信サイトで公開するとしている。
監督は櫻井翔太さん。出演は村瀬令さん、大島涼花さん、赤西礼保さん、山崎春佳さん、曽我部是政さん、昼田拓哉さん。

 愛媛をはじめ四国4県が舞台。若者たちがサイクリングで遍路を巡り、自分を再発見してゆく様子を描く。各地の名所や産物、文化、景観といった魅力を随所に盛り込んでいる。
この日は、上映前に舞台あいさつがあり、櫻井さんは、「お寺をまわって四国の良さを改めて感じた」と話した。

 四国に来たのは初めてだったという山崎さんは、「実際に遍路を体験して、とても身近に感じることができた。映画を通じてこの魅力が広がっていってほしい」と話した。
また、曽我部さんは、「四国遍路は何かを見つけたい人、何かを変えたい人がしていると思う」と遍路のイメージを述べ、
「寺にはパワーがある。目標を持つ人も、持たない人も何かを感じることができる」と魅力を語った。