『デッドプール』の続編『デッドプール2(仮題)』が、来年6月に公開されることが決定。あわせて“俺ちゃん節全開”の特別映像と特別画像が公開された。本作は、マーベルコミックの『X-MEN』シリーズに登場するキャラクター・デッドプールの活躍を描いたアクション・エンタテインメント。

特殊部隊の精鋭だったウェイド・ウィルソンが、意思とは裏腹に不死身の肉体を身につけ、自ら作ったユニフォームで“デッドプール”として戦う模様を映し出す。能天気で無責任、口から飛び出すのは毒舌ばかり、子供のようなギャグが大好きで、すぐにブチ切れるデッドプール。
だが、美女には弱く、自分のことを“俺ちゃん”と呼び、ハローキティグッズを愛用するというお茶目な一面も。

公開されたのは、“デッドプールと油彩画法を学ぶ絵画教室”と銘打った特別映像。日本でも1990年代前半に放送されたテレビ番組『ボブの絵画教室』のパロディのようだ。画家ボブ・ロスのトレードマークとも言える白シャツにGパン(もちろんシャツはイン)にアフロヘアーまで真似している。しっかり“しごいた”筆で、“おしっこ色”から描き始めると瞬く間に芸術的な絵に。
そして、「“白い粉”の中を転げまわりたい」などと俺ちゃん節全開で進行していく。突如、激しいアクションシーンや、仲間たちが映し出されるが、たった数秒で終わってしまい、気がつけば先程とは違った絵が完成している。

完成したその絵こそが、この度公開された特別画像だ。感謝祭の七面鳥をオーブンから出している家庭の風景を描いた絵もまた、アメリカ人画家ノーマン・ロックウェルのパロディで、子供たちに料理を振舞うお母さんに扮してデッドプールが登場している。
サポートする父親は、相棒のケーブルで、料理を楽しみに待つ子供たちにウィーゼル、コロッサス、ブラインド・アル、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド、ヴァネッサ、ドーピンダーそして、本作から登場するドミノの姿が。さらに壁にはマーベル・コミックの巨匠スタン・リーの絵が飾られている。

『ジョン・ウィック』の共同監督デヴィッド・リーチがメガホンを取った本作は、ライアン・レイノルズが引き続きデッドプールを演じ、プロデューサーも兼任。感謝祭の絵に描かれているように、ジョシュ・ブローリン演じるケーブルや、ザジ・ビーツ演じるドミノなど新キャラクターも登場する。

『デッドプール2(仮題)』
来年6月、公開

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