大阪府高野連は28日、大阪市内で理事会を開き、大阪から2校が出場できる来夏の第100回全国高校野球選手権記念
大阪大会の地区割りを発表した。1998年の80回、08年の90回記念大会と同様に「南・北」で開催することとなり、
今春のセンバツ決勝で史上初の大阪勢決戦を演じた大阪桐蔭と履正社はともに「北地区」に入り、北地区代表の「1枠」を争う。

府高野連によると、この日までに4度開催された理事会では、大阪桐蔭の所在地である大東市を従来の北地区から南地区に
配置換えする案も出ていたという。そうすれば北地区の履正社(豊中市)との対戦はなくなり、そろって南北の代表の座を
射止める可能性も出てくるが、浅田建会長は「強い弱いは関係なく、公平性を大事にしないといけない」と説明。北地区92校、
南地区97校と最も校数のバランスが取れている従来の地区割りが踏襲された。

2校以外では、今夏の大阪大会で準優勝した大冠(高槻市)は北地区、春夏4度の甲子園優勝を誇る古豪・大体大浪商(泉南郡熊取町)は
南地区となる。

南北の境目は、大阪市の中央を東西に走る中央大通りを目安としている。

◆両地区の主な強豪校◆

【北地区】

大冠(高槻市)

関大北陽(大阪市東淀川区)

東海大仰星(枚方市)

金光大阪(高槻市)

桜宮(大阪市都島区)


【南地区】

大体大浪商(泉南郡熊取町)

近大付(東大阪市)

興国(大阪市天王寺区)

上宮(大阪市天王寺区)

上宮太子(南河内郡太子町)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00000306-sph-base