演歌歌手・氷川きよし(40)が21日、都内でアルバム「新・演歌名曲コレクション6―碧し―」の発売記念イベントを行った。

 NHKラジオ「ラジオ深夜便」で流され、Greeeenが作詞作曲して話題にもなった「碧し」が収録されたアルバムで、ほかにも今年1年間、歌い続けてきたシングル「男の絶唱」や、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」などカバー曲にも挑戦している。
氷川は「バラエティーに富んだ作品になっていると思う」と話し、集まった2000人のファンの前で笑顔を見せた。

「あっという間でした」と振り返った今年も、18回目の紅白歌合戦への出場を決め、年末の賞レースにもノミネートされている。12月4日に放送される「第50回日本有線大賞」(TBS系)では大賞候補に挙がっているが、同大賞は50回の節目でその歴史に幕を下ろす。

 デビューしてから8回も大賞に輝いている氷川は「最後の有線大賞ですし、大賞を狙いにいきます」とファンの前で高らかに宣言。「『日本有線大賞』が終わってしまうのは寂しいですが、この賞はリクエストしていただいて初めて頂けるもの。大賞を取ってファンに恩返ししたい」と意気込んだ。

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