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2017年11月16日16時42分 スポーツ報知

“少女漫画の神”といわれる漫画家・萩尾望都さん(68)の代表作「ポーの一族」が、来年1月に宝塚歌劇・花組で初めて舞台化(小池修一郎演出)されることになり16日、都内でトップスター明日海りおらが出席して製作発表が行われた。

 永遠に年を取らない運命を背負った少年エドガーを描く物語。萩尾さんは、明日海のエドガー姿を見て「いやん、もう〜、心臓ドキドキ。あまりにイメージ以上で。この世のものと思えない。素晴らしすぎ。頭がどこかにいってしまいそう」と自身が生み出したキャラクターを興奮して直視できないほど。

 歌劇団を代表する演出家、小池氏が宝塚に入ろうと思ったきっかけが、今作の舞台化だった。30年近く前、偶然、喫茶店で萩尾さんと遭遇し「ファンです。いつか『ポーの一族』をやらせてほしい」と、アポなしの初対面にも関わらず、名刺を渡して“直訴”していた。

 萩尾さんは「男性のファンが珍しいと思った。あれから小池さんなら、いつでもOKのつもりでしたが、これだけ待たされた。でも待ったかいがありました」。
脚本や演出については「注文は一切ありません」と全幅の信頼を寄せていた。共演は仙名彩世、柚香光ら。公演は兵庫・宝塚大劇場で1月1日〜2月5日、東京宝塚劇場で2月16日〜3月25日。

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