キタサンブラック、種馬ライフへ向けて最後の“銭闘”
11/15(水) 5:58配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171115-00532546-shincho-horse
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20171115-00532546-shincho-000-view.jpg
有終の美、飾れるか

 春秋連覇は史上5頭目、3勝したのは2頭目というから、快挙である。

 秋の天皇賞(10月29日、東京競馬場・芝2000メートル)を制したのは、北島三郎の愛馬・キタサンブラック号(牡5歳)だった。
スポーツ紙競馬担当記者が言う。
「朝から大雨が降り続き、馬場はぐちょぐちょの泥沼状態。特に走路の内側がひどかった。でも、この状態こそが、キタサンには完全に有利に働きましたね」
 というのも、
「多くの馬が雨や不良馬場を嫌がるのですが、キタサンには苦ではなく、むしろ大得意。
今回はスタートに失敗して出遅れてしまいましたが、荒れていてガラガラの内側をすいすい走り抜け、最後の直線では、難なくトップに躍り出ました」(同)

 もっともゴール前では、猛追するライバル馬・サトノクラウンとデッドヒートを繰り広げたものの、
「クビ差で振り切り、完勝。レースの行方を観覧席から心配そうに眺めていたサブちゃんも、笑顔を爆発させていましたね」(同)